公演情報

若手能「通小町」地謡

若手能「通小町」地謡
若手能「通小町」地謡
比叡山の八瀬に住む僧のもとに薪や木の実を届ける女がいます。ある日、名を問われると、女は「小野とは言はじいたる 市原野辺に住む姥」だと言って消え去ります。
女が小野小町の霊だと推察した僧は、市原野に赴いて弔います。
供養を喜び僧の前に現れた小野小町の霊は成仏を願いますが、小町への恋が叶わずに亡くなった深草少将の霊が取り憑き妨げます。「百日間、毎夜続けて通ったならば 恋の思いを叶える」という小町の言葉を信じて通った少将は、九十九日目に力尽きて絶命し、死後も苦しんでいるのでした。
少将は、雨の夜も雪の夜も通い続けたさまをまねて恨みを述べますが、五戒の一つである飲酒戒の一念を守った功徳により救われ、二人とも成仏します。

日時

2023年2月25日 (土)
13:00~
※開場時間は、開演の1時間前の予定です。

会場

国立能楽堂
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
・JR千駄ケ谷駅徒歩5分
・地下鉄大江戸線国立競技場駅 A4出口徒歩5分

番組

能 杜若(かきつばた)  坂 真太郎(観世流)

狂言 因幡堂(いなばどう)  内藤 連(和泉流)

能 通小町(かよいこまち)  澤田 宏司(宝生流)

※字幕表示あり(日本語・英語)

チケット料金(税込)

正 面=3.500円
脇正面=3,000円(学生2,100円)
中正面=2,300円(学生1,700円)